「第一種中高層住居専用地域」の壁
「第一種中高層住居専用地域」でやれるか
「都市開発課」に相談しました
これまでずっと、「レンタルスペース」として使うか、「シェアハウス」として使うかあいまいで、方向が決まっていませんでした。
本当は両方やりたのですが、使う物件も決まったことですので、ここらへんでどちらの使い方をするか、一つに絞らないといけないなと思います。
以前、用途地域のことについて調べた内容の記事を書きましたが、物件のある場所は、用途地域の分類でいくと「第一種中高層住居専用住宅」というところです。
sharespacechocolat.hatenablog.com
その記事にある表で、「第一種中高層住居専用地域」の用途制限をみると、
シェアハウスは「住宅、共同住宅、寄宿舎、下宿」の仲間になるのでOKなのですが、レンタルスペースは何に該当するのか不明です。なので、OKかどうか、判断のしようがありません。
ずっと悩んで、悩んで、それだけで1週間くらい悩んでいました。
ネットとかで検索してもはっきりとした答えが見つからないので、思い切って市役所に連絡をとり、直接聞いてみることにしました。
問い合わせ先は「都市計画課」です。
「あの、自分のこれからやりたい商売が、土地の用途制限にひっかかかるかどうかお聞きしたくて連絡させていただきました。」
そう尋ねると、
「それは、都市開発課なので、そちらにおつなぎします。」
との答えがあり、すぐに、「都市開発課」の担当の方に電話をつないでもらいました。
自分では都市計画課と都市開発課の違いがよく分かりませんが、まあいいです。
そこで、担当の方に
・「第一種中高層住居専用地域」でやりたいこと
・「不特定多数の人に」場所を時間貸しすること
・「床面積が150㎡以下」であること
など、簡単に説明をし、できるかどうかを相談しました。
担当の方の返事はというと、自分では判断しかねるので、周りと相談したり、前例を確認したりしてから折り返し連絡しますということでした。
電話を切り、2時間くらい経ったころでしょうか。
(ずっともやもやしていたので、2時間が長かった~)
市役所から折り返しの連絡がありました。
結論からいうと、「レンタルスペースとして使ってもいいけれど、使う人を選ばないといけない」ということでした。
今回の物件のある「第一種中高層住居専用地域」という場所は、あくまでも住居「専用」地域の場所です。
そこで商売もできるけれど、あくまでも「そこの地域に住む人が利用するため」のものであって、あちこちの地域の人が使うためのものではないのだということです。
なんだか分かりにくいのですが、地域密着型の塾とか、美容院とか「地域の人向け」の店舗ならOKなのです。
そこから判断すると、私の考えているレンタルスペースは、地域住民限定でやるわけではないので、要件を満たしていないことになります。
う~~~ん。レンタルスペースとして使うのは無理だったか。。。
レンタルスペース案は、「第一種中高層住居専用地域」の壁に阻まれ、却下となりました。
どちらかというと、レンタルスペースとしてやりたいとの気持ちが強かっただけに、残念。。。
けれど、電話1本で、これまでもやもやしていた悩みが解決し、その点ではスッキリ。
残るは「シェアハウス」だけと分かれば、それができるように頑張るだけです。
よし、気持ちを切り替えて、前進あるのみです☆
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